パチモンピコタンの販売形態 part.2

仲間がわかった

パチモンピコタンの販売形態 part.2

明治製菓のチョコウエハース「ピコタン」が発売されたのは昭和４９年（１９７４年）だった。

「明治製菓の歩み買う気で作って６０年」より引用

単価が低い子供用のお菓子なので、集めて繋げて楽しむことで販売数を稼ごうという新しいコンセプトの商品だった。

オマケのアイデア集である「ノベルティーズ製作ヒント集　おまけの玩具（おもちゃ）」

（昭和５８（1983）年　浅山守一: 自由現代社）に以下の記載がある。

「ノベルティーズ製作ヒント集　おまけの玩具（おもちゃ）」より引用

発売されると菓子屋やパン屋、スーパーマーケット等で販売されたようで、

非常な人気を博し、遠足のおやつに買おうと思ってさがしたが、近所の何所にも売っていなかった記憶がある。

Meiji SWEETS GUIDE No.12より引用

大ヒットによって明治製菓の純正品が品薄になると、多くの駄玩具業者がパチモンを作製し、

駄菓子屋や、玩具店、観光地のお土産屋の店頭、ガチャガチャ等で

多種多様なパチモンが、様々な販売形態で売られていたことがわかっている。

ピコタンのパチモンに関しては「ピコタン大図鑑」を参照されたい

　近所の山本君が、１９７５年だったろうか、純正とパチモンをまとめて二百数十個のピコタンを譲ってくれた。

駄菓子屋を廻ったのか、ガチャガチャで出るまでやったのか、純正以外にも多くの種類のパチモンが混ざっていた。

当時は大柄な純正前期と、スリムな純正後期の他はパチモンだろうと思っていたが、

それらのパチモンがどのように売られていたかはわからなかった。

インターネットが使えるようになりネットオークションが普及すると、

全国の廃業した駄菓子屋や玩具屋のデッドストックを手に入れることができるようになった。、

大台紙にタグ付き袋入りっだったり、プラケース入りだったりと販売形態がわかってきた。

また、メーカー名や商品名が判明したものも増えてきて、パチモンの分類も急速に進んだ。

パチモンピコタンのパッケージは「パチモンピコタンパッケージ一覧」を参照されたい

当時、山本君から受け継いだコレクションは、純正の他に多くの種類のパチモンが含まれていた。

入手した経緯は聞かなかったが、駄菓子屋で買ったり、ガチャで手にいれたりしたらしく、

種類によっては1～２個しかないものもあった。

その中で、当時は１個しかなかったパチモンが、

パチモン顔ありＦ型と命名したタイプである。

胴体に３本の縦線のあるタイプ（顔ありＣ型）や、

平行線が逆なタイプ（顔ありＡ１・２型）といった、純正と違うデザインのものはあった。

左から純正後期型、顔ありＡ１型、Ａ２型

後に某クションで平行線が逆な顔ありＩ型と名づけた種類が見つかった。

顔ありＩ型

顔の種類は４種類で、純正のデザインを混ぜたような影響が強いものだった。

純正と同じ左上から右下へ向う平行線があるのは、この顔ありＦ型と、

台紙付きのデッドストックが見つかるまで純正の型違いかと結論がでなかった顔ありＫ型と命名したタイプだけであった。

左側から純正後期型、純正前期型、顔ありＫ型

上掲の写真のように前期のプロポーションに似ており、顔も純正に近かった。

左側から純正後期型、顔ありＫ型

そのため、某クションで台紙付き完品を入手するまでパチモンである確証をなかったが、

「ブロック人形」という商品名で売られていたものである事が確認された。

左側から顔ありＫ型デッドストック「ブロック人形」

顔ありＫ型に比べて、先述の顔ありＦ型は、線の間隔がまちまちで角度も微妙にずれていて、

顔も純正の学生服タイプに似せているが、再現性は高くなかったので、

パチモンであることは明らかであると思われていた。

学生服タイプ（左から純正後期型、純正前期型）

顔の種類は学生服タイプの偽物に見えるが、後に胴体のポケットの数に違いがあったり、

ボタンになっているバリエーションがあることがわかった。

左からポケット２個、ポケット右のみ、４つボタン

３種類には、型違いのバリエーションがあることが確認された。

ポケットが一つのタイプには、鼻の形や、目の角度、唇の形から少なくとも以下の６パターンがあることがわかった。

1	2	3
4	5	6

ポケットが２つのタイプには、ポケットの間隔が違うものが少なくとも３種類があることがわかった。

４つボタンは後述する湯口の位置が、左足にあるもの、右足にあるものの少なくとも２種類があった。

顔のある裏面の型が左右にずれているものがあり、加工精度の低さが現われている。

顔ありＦ型は某クションを利用し出してしばらくしてプラケース入りが発見された。

ケースには２０個のパチモンが入っており、ほとんどがパチモン顔ありＨ型と名づけた悪者顔のもので、

その中の３個が顔ありＦ型であった。その３個が上掲の３種類が密あったのである。

顔ありＨ型は、片目の海賊と一つ目小僧、ダダ星人のようなプロレスのマスクにも見える、

どれも凶悪な御面相のパチモンで、純正の影響は非常に少ない。

左から片目、一つ目、ダダ星人

顔ありＦ型とちがって、表面は斜線ではなくオリジナルの模様になっている。

顔ありＨ型

顔ありＨ型は色のばらつきが大きく、若干クリアな素材が使われている。

色のばらつきは顔ありＦ型にも見られ、このメーカーの材料の材質管理の甘いことがわかる。

顔ありＨ型に関しては、顔の方の型が上下逆になっているものも見つかっている。

表面（つま先のある方の面）はＦ型と違っているが、

形態的な特徴もこの２種類はほぼ同じで、湯口が頭にあるだけでなく足にあるものがあることも同じである。

同じ容器から見つかったことで、顔ありＦ型と顔ありＨ型の２種類は同じ系統であることがわかった。

これらが同じ袋に入っているサンプルが見つかっている。

顔ありＦ型のメーカーがわかるサンプルが見つかった。

緑・黄緑・水色・白・ピンク・黄色・赤の７色の顔ありＦ型が１１１個入ったビニールケース入りである。

中に1個だけ純正後期が混入していた。

ケースには「おもちゃのシマデン」という名前と兜のロゴが入っていた。

シマデンは大阪の大手駄玩具メーカーで、生産するだけでなく他社の駄玩具を仕入れて販売していたようである。

ネット検索すると、ホームページは無くなっているが、大阪府大阪市東住吉区に「島伝」という会社の上方が出てくる。

.顔ありＦ型と顔ありＨ型はこのシマデンが生産か発売していたことがわかる。

.顔ありＦ型は他にも、「人形ブロック」という名称で、ブリスターパック入りで発売されているのを発見した。

中古のため、ブリスターパックははがれて、新し目のホチキスで留めてあった。

中の顔ありＦ型は、上掲の３種が、緑・青・白・ピンク・黄色・赤の6色、計46個が入っていた。

入り数が中途半端なのは、50個入りのものが一部紛失した結果であると思われる。

台紙はこの駄玩具のために描かれたものの様で、

少女マンガ風の女の子とウサギ、鳥の回りに花が咲き乱れ、非常にいい加減なタッチの人形ブロックが点在している。

台紙の右側下部にはＳ．Ｄ．Ｓ．ＴＯＹと書かれているが、何の略かはよくわからない。

パチモンピコタンには、形態特徴が似ていながら、顔がないものがいくつか見つかっている。

顔ありＦ型にも顔の模様のないものが見つかっている。

プロポーションが酷似した上、右腕下部の切り欠きの形態がにている顔無しパチモンが発見され、

顔無しパチモンＩ型と命名した。

この顔無しＩ型は、プラケース入りのものが見つかっている。

２０個程のパチピコが入っており、１００と印字されたシールが貼られているものが見つかった。

このケースは、.顔ありＦ型と顔ありＨ型が入っていたプラケースと同様であった。

左が今回見つかった顔無しＩ型の入った箱、右が最初に紹介した容器

.このことから顔ありＦ型と顔ありＨ型と顔無しパチモンＩ型が同じ系統であると考えられる。

この顔無しパチモンＩ型のプラケース入りが見つかった。

四角いプラスチックケースに緑・青・白・ピンク・黄色・赤の6色の計３６個が入っていた。

箱の底には厚紙が敷かれていた。

蓋には、東京の文字と、富士山と思われるイラストとＳＴのマークが描かれたシールが貼られていた。

ビニールケース入りのケースに印刷された「シマデン」と違う会社のマークと思われるが、

どちらかの会社作製したか、仕入れたかはわからない。

顔ありＦ型と顔ありＨ型を作ったのがシマデン、顔無しパチモンＩ型を作ったのが「富士山にＳＴ」とも考えられるが、

どちらも同じ円形プラケース入りが見つかっているために、断定できない。

と、まぁ、ここまでは、当時1個しかなかったパチモンが、某クション等で研究を重ねた結果、

色々わかってきたんですよ、という復習である。

でもって、ここからが、今回の本題。

某クションで駄玩具の盛り合わせが出た。

良く見るとタグ付き袋入りのパチモンピコタンが混入しているのを発見し、早速入手した。

乗物のプラ玩具や駒、キーホルダー等がはいっており、菓子メーカーの刻印がはいったものは見当たらない。

２０円ガチャや駄菓子屋の当てモンの外れ、駄菓子屋の壁に釣り下げられた台紙にホチキス留めされて売られていたような

いわゆる「駄玩具」ばかりのセットであった。

一部の袋には商品名と値段を表すと思われる数字が赤のペンで記入されており、

薬屋の販促品と思われるトランプがあったことから、昭和の懐かしい雑貨を売っている店の在庫処分品のようにも見える。

パチモンピコタンは３袋あり、２つは比較的新しいビニール袋のように見える透明度の高い袋入りで、

裏返されたタグが付けられていた。

もうひと袋は「Pretty Toy」と印刷されたタグを半分に追って袋を閉じてあった。

タグ付き袋入りで、タグを留めているホチキスの他には穴がないので、

大きな台紙にホチキス留めされた形跡が見当たらない。

個々の袋を見てみると、大きな袋には、顔ありＦ型ばかり３２個入っていた。

種類は一つポケット、２つポケット、ボタンの３種類があった。

タグは「昆虫シリーズ」と書かれたシールで、３つの虫の周りは型抜きされていた。

ホチキスの穴はこの袋を留めた時に開いたものだけだったので、

何か昆虫の駄玩具の小台紙として作られたシールを、袋をとめるためのタグに転用したものと思われる。

もう一つのタグ付き袋入りのものは、前者よりも袋がちいさい。

顔ありＦ型が２０個、顔ありＨ型が１個、どうぶつピコタンのパチモンが1個入っていた。

裏返しのタグは、やはり「昆虫シリーズ」であるが、違う種類のものであった。

同様に型抜きされたシールになっていた。

これにより、顔ありＦ型と顔ありＨ型が混入したサンプルが１種類増えた。

しかし、顔ありＨ型の数が少ないこと、タグが他商品のシールの転用であること、

一緒に見つかったのが懐かしい系の雑貨店の在庫処分のような商品群だったことから、

後になって雑貨店で、在庫としてあったパチピコをまとめて袋にいれた可能性も否定できない。

この袋には「どうぶつピコタン」のパチモンも１個混入していた。

耳や腹の凹部は若干ラフな作りで、ジョイントの成形精度は純正に比べて高くない。

純正にある「明治製菓」と種類名の「りす」の刻印はない。

左が純正、右が混入したパチモン

裏面の顔は、瞳と歯はオリジナルがわからない程に簡略化されている。

背と尾を表す線は繋がっておらず、手も形状を模しただけの線に見える。

左が純正、右が混入したパチモン

このどうぶつピコタンのパチモンは素材の色から、顔ありＦ型と顔ありＨ型に近いことがわかっている。

下段左からパチモン顔ありＨ型２個、顔ありＦ型

また、このどうぶつピコタンのパチモンは、タグ付き袋入りのデッドストックも見つかっている。

タグにはミニブロック（ＭＩＮＩＢＲＯＣＫ）と書かれており、

右上には、先に紹介した顔ありＦ型の入ったケースと同様の「シマデン」のロゴが確認された。

両方のパッケージに「シマデン」のロゴが入っていることはわかっていたが、

同じ袋に混入していたことから、両方の関係が近しいことが一層はっきりしたと言える。

３個目の袋は、タグ付き袋入りで、これもホチキスで留めた形跡がない。

、顔ありＦ型（2個）と顔ありＨ型（7個）、顔無しＩ型（6個）の全てが混在している。

不思議なのは、顔ありＢ型と命名した別種のパチモンと純正前期型のクリアっぽいオレンジが入っていたことである。

このクリア味の強いオレンジはこれ以外見つかっていない。

先にシマデンと印刷されたビニールケースを紹介したが、その中にも純正後期が１個混入していた。

シマデンの製造工場には、なぜか、自社品じゃないものが置かれていたのかも知れない。

混入していた純正前期のオレンジは、クリアっぽい色調で今までに見られなかったものである。

保存上鯛がよかった為にこのような色なのか、カラーバリエーションなのか、不明である。

タグはシールではなく、「Pretty Toy」と書かれた紙製で、女児用の駄玩具用のものと思われる。

二つ折りしてホチキスで留められているが、留め跡が他にないことから、大台紙に留められて売られては居なかったと思われる。

左下には「ＭＡＤＥＩＮＪＡＰＡＮ」と刷られている。

混入していた顔ありＢ型は、タグ付き袋入りで「人形ブロック」という名称で売られていたものである。

顔は純正のデザインに似ているが、あまり再現度は高くない。

前面には無数の小さな突起が作られているのが特徴で、成形はラフで実際に合体させるのは困難である。

タグの中央の胴体が太いイラストは、ピコタンよりも前に外国のデザインを元に

藤田屋商店で作られた「ブロックボーイ」「ピンキーブロック」という名称で売られていた

ピエロ型に通じるデザインである。

左からＡ型、Ｂ型、Ｃ型、Ｄ型

ピエロ型は発売が1969年で、ピコタンが発売された1974年より５年も前であった。

ピエロ型のブロックも発売されていた頃の子供には広く知られていた様で、

ピコタンのパチモンのパッケージには、この胴体の太いイラストが使われている。

顔ありＣ型が入ったリンゴ型のプラケースの飾り紙

ピコタンのパチモンとして作られた駄玩具にも、ピエロ型の影響が見られることが大変興味深い。

今回入手した３袋のデッドストックらしいサンプルから、

顔ありＦ型と顔ありＨ型、顔無しＩ型、さらにどうぶつピコタンのパチモンである「ミニブロック」が

同じ「シマデン」製であることがより確実となった。

「シマデン」製の駄玩具には、なぜか純正や他のパチモンが混入していることは良くわからないが、

素材の色調管理や顔のエンボス位置のずれ等とともに、非常にラフな製造現場だったと想像される。

今回の駄玩具のセットには、他にも興味深いデッドストックが入っていた。

先に紹介したピエロ型のうち、最も小型のピエロＤ型と命名したタイプの袋入りが発見された。

ビニール袋の口をホチキス留めされており、

黄緑、紺、水色、黄色、ピンク、赤の6色が2個づつ入っている。

このタイプは今までは、某ショップでどうぶつピコタンのパチモンや、

数種類のパチモンの中に1個だけあるのを見つけたのみだった。

このタイプは純正ピコタンよりも二まわりほど背が小さく、拳と足先が首と脇の凹部より大きい。

左から純正後期型、ピエロＤ型

胴体には「HONG KONG」の刻印がある。

顔はピエロで、藤田屋商店が外国のトイショーで見た人間型ブロックを元に作った「ブロックボーイ」の顔に似ている。

左側がピエロＤ型、右側はピエロＡ型

藤田屋商店のピエロＡ型は、オリジナルの海外のデザインに似せていると思われる。

この小さなピエロ型は、Ａ型を真似たのではなく、Ａ型の元になった海外でザインを真似して、

当時駄玩具を広く製造していた香港で作られたものである可能性がある。

今回見つかった袋にはホチキスが１個しかなく、ホチキスで留めた穴もないことから、

大台紙にホチキス留めされて壁に描け羅れていたのではなく、袋入りのまま売られていた可能性が高い。

以前入手したＤ型は、某ショップで沢山のどうぶつピコタンのパチモンと、

数種類のパチモンピコタンの中に混ざって見つかった。

どうぶつピコタンが「シマデン」製であることがわかっている。

今回もシマデン製のパチモンと一緒に見つかっている。

どちらも懐かし系のショップの商品だったことから、全くの偶然かもしれないが、

どちらもピエロＤ型とシマデン製パチモンが一緒に見つかっていることから、

ピエロＤ型は、シマデンによって輸入されていた可能性も考えれる。

しかし、この点に関しては確定的なことは言えず、あくまで一つの仮説として提示しておきたい。

パチモンピコタンは以上だが、他にも興味深いデッドストックが見つかった。

当時のＵＦＯブームに強く影響されたオマケに「明治合体チョコボール」がある。

これは、ピコタンと同じ明治製菓から、ピコタン発売の一年後、1975年に発売された。

**※明治製菓様より画像使用許諾。無断転載を禁ず。**

ピコタン同様に集めて合体させるオマケでこれも流行し、多くのパチモンが作られた。

明治合体チョコボールのパチモンに関しては「明治合体チョコボール軍装備識別図説」を参照されたい

特徴的は先端部の球状ジョイントと、後部の凹部、上部の板状の突起と、下面の凹部で繋げられる。

ほとんどのパチモンが合体チョコボールのジョイントと互換性を持っているが、

明治製菓の「カプセルダ－」の棒状ジョイントを真似たと思われるジョイントを持つＵＦＯモチーフの駄玩具も作られた。

この種の駄玩具については、機会をみてまとめようと思うが、似たようなサイズの宇宙モノの駄玩具が多く作られた。

そんな宇宙モノをいつものぜんまい太郎氏から御提供いただいた。


高速戦闘艇	ミサイル艇１型	ミサイル艇２型

大気圏連絡艇	ミサイル搭載砲艦	６輪探検車

いかにもこの頃の宇宙船というデザインの駄玩具で、素材はいわゆる消ゴムといわれた柔らかい素材である。

合体の要素を排除したためデザインの自由度はあがり、側面に付けられたミサイルポッドが好ましい。

今回の駄玩具セットの中に、この宇宙モノのデッドストックが見つかった。

商品名は「ＵＦＯ宇宙カー探査基地」である。

高速戦闘艇、ミサイル艇１型、大気圏連絡艇が各2個、ミサイル搭載砲艦と６輪探検車が各１個の計８個が入っている。

色は緑、青、黄色、赤、黒の５色が見られた。

小台紙には衛星のドーム型基地と、ウルトラホーク2号のパチモンみたいなロケットが描かれている。

中央と、下部遠方に宇宙服を着た人が描かれていて、衛星探査の場面のようである。

商品名の他に素材を表す「消ゴム」の文字が見られる。

右上には「Takeuchi」という文字と頭にアンテナがある火星人のようなタコ型宇宙人が描かれたロゴがある。

タケウチのロゴは今まで見たことがなく、

ピコタン以後のプラスチック駄玩具を多くの駄玩具製造業者が寄ってたかって似たようなものを作っていたことがわかる。

と、まぁ、久々に面白い駄玩具セットを落札することが出来、パチモンピコタンの顔ありＦ型、Ｈ型、顔無しＩ型といった

シマデン系のパチモンの関係性の深さを確認した。

他に、ピエロ小型のＤ型の袋入りや、宇宙モノの駄玩具「ＵＦＯ宇宙カー探査基地」のパッケージとメーカーもわかった。

これらの分類に係る知識は、ささいではあるが、多分このサイトにしかないオリジナルのコンテンツであると思われる。

十把ひとからげの駄玩具も、良く見ると様々な発見があるわけですよ。

その発見をまとめて、１０数年続けたこのホームページの価値たるや、唯一無二の存在なわけですよ。

自分で言うのもナンだけど。(^^;)

今回も落札は、名誉姉のＴ女氏にお願いした。

忙しい移動の最中、面倒な入札にお手間をかけたことをおわびし、

また一つ、パチモンピコタンの知識が増えたことを感謝するものである。

いつもスミマセンです。

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