パチモンO型と称したタイプは、その後、純正前期・後期、太目前期・後期と同じ5種類が確認された。 このタイプは純正の一バリエーションであると考え、「純正型破損タイプ」と称することとした。 また、純正の箱入り状態で残ったものも見つかった。 赤A型の箱に、型破損タイプが2個入っているものと、純正後期と1個ずつ入っているものも見つかり、 型破損タイプは純正の一種であることが確定した。 また、スッポリのB型系と一緒に見つかった例が多いことから、 純正前後期、太目前後期、スッポリB型の大小が同じ系列で、 スッポリA型系と最後期型の系統と対をなすものであることがわかってきた。 型破損の情報は、 「純正たこちゅうの分類と紙箱について」を参照されたい。 |
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<スッポリ小C型について> スッポリ小B型のつながり目とシワチュウが見つかり、 特徴とされた肉抜き穴の直径に関しても、穴の小さいスッポリ小B型が発見された事から、 スッポリ小B型に含めることにした。 スッポリ小型の情報は、 「非A型スッポリタイプの再検討」を参照されたい。 |
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パチモン大型の青いものが、スッポリ小B型と同じ、太い線で書かれた箱に入って見つかった。 今回発見された箱は緑色であった。
形状的にはスッポリ大B型とC型の特徴を併せ持っていることがわかった。 このため、このスッポリ大型を新しくD型と分類することにした。 大C型といい、大D型、さらには顔のデザインが違っている小C型と、 最後期型と一緒に入っていた大A型・小A型以外のスッポリは、少数ずつさらに多くの系列が存在していた可能性をうかがわせる。 このA型以外のスッポリ型に関しては、今後の新たなサンプルの発見を待ち、慎重に分析する必要がある。 |
スッポリ大非A型は、現在、7個が確認されている。 新しく見つかった4個は全て緑箱B型に入って見つかっており、スッポリ大非A型は緑箱に入っていた可能性が高い。 D型と称することにしたタイプは口吸盤の大きさが中ぐらいで、他のタイプと顔デザインがダブる事から、 もっとも一般的なタイプではないかと思われる。 しかし、サンプル数が少ない上に顔のデザインにも型違いが見られる事から、 それぞれ別種なのか、亜種レベルでの違いなのかは、今後の研究を俟ちたいと思う。 . .スッポリ小B型に新しい種類が見つかり、11種類が確認された。 スッポリ小のA型には12種類が確認されている。 スッポリ小B型でも、このうち11種類が見つかった。 また、以前は「にっこり」タイプと命名したが、スッポリ小B型で同じタイプを確認したところ、 目の下の涙滴型が涙である事が確認できたので、「涙目」タイプと、呼称を変更する事とした。 スッポリ小型の情報は、 「非A型スッポリタイプの再検討」を参照されたい。 |
.スッポリ小B型に新しい種類が見つかり、12種類が確認された。 スッポリ小のA型には12種類が確認されている。 スッポリ小B型でも、同じ12種類が見つかった。 スッポリ小型の情報は、 「純正たこちゅうの分類と紙箱について」を参照されたい。 |
.スッポリ大非A型に新しい種類が見つかり、6種類が確認された。 スッポリ大のA型には6種類が確認されている。 スッポ大非A型でも、同じ6種類が見つかった。 純正たこちゅうの種類については、 「純正たこちゅうコンプリート」を参照されたい。 |