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長年の謎がもうひとつ

合体基地ブロック

明治合体チョコボールは1975年に発売されたチョコレート菓子である。

いくつかの弾分けがあり総種類数は不明だが、発売当初の広告画像によると、初期のバージョンには24種類あったことがわかる。

これにも、ピコタンやたこちゅう同様に数種類のパチモンがあった。

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最も純正に似ているパチモンをA型と分類していたが、これは台紙から「合体基地」という名称で売られていたことがわかった。

パチモンA型

台紙にはロゴマークは入っていなかったが、デッドストックのブリスターパックの小台紙には、マルコー産業のロゴが記されており、

ピコタンの2パーツパチモンの意匠権を持っているマルコー産業が明治合体チョコボールのパチモンも作っていたことがわかった。

左がタグ付き袋入り、右は小台紙にブリスターパック

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このパチモンの特徴は純正のオマケの形状を非常によく模していることである。

純正にはない、アニメのキャラクターを元にした大型の母船が2種類あるが、それ以外は非常によく似ている。

タグの裏側には、A型には含まれていない純正の戦闘機が、翼のモールドまで正確に描かれており、純正をもとに作られたことがわかる。

タグの裏面。右にあげた純正の軽戦闘機が描かれている。

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A型には、以下の例でもわかるが、一部の種類には純正にない突起が追加されている。

純製 パチモンA型 パチモンB型
風防が半球形で大きい 翼前縁に機銃を持つ 風防が細長く垂直尾翼が簡素化されている

全高が高い 円窓の後に突起がある 船体が薄くなり円窓と突起が低い

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A型を元に作られたパチモンのパチモンと思われるものにB型と名付けた。

パチモンB型

先にあげた例でもわかるように、A型は純正のデザインに突起を追加しているが、このB型もその特徴を受け継いでいる。

A型は16種類あり、B型はA型と同じラインナップで10種類が見つかっている。

※空挺型と名付けた人型ロボットに、胸のワイヤーが太いものと細いものの2種類があり、

これは、純正の前期と中期のそれぞれをもとにしたもので、元になった純正の種類は15種類になる。

タグや台紙が残っていないので確証はないが、造形の違いから、

別のメーカーがA型を元にコピー作成した「パチモンのパチモン」であることがわかる。

当時、台紙にタグ付き袋入りで入って売られていた記憶がある。時期的にはA型と重なっていたように思う。

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このA型・B型は当時自分で買った記憶があるが、友人からまとめてもらったものの中に、この系列以外の種類のものがあった。

パチモンA・B型以外のパチモン
左上から三角翼艦上戦闘機、重爆撃機、掃射兵、八輪装甲車、
左下から高速偵察機、制空戦闘機

このパチモンは鈍い光沢のある独特の素材で出来ており、重爆撃機と高速偵察機、八輪装甲車はA・B型系列には見られない。

それ以外の3種も、純正と比べてかなり変化したデザインである。

良く比較すると制空戦闘機には機首部分のラインが1本と2本の2種類があり、右端の八輪装甲車と2本線の制空戦闘機は艶のある素材で出来ている。

つまり、A・B型以外にさらに2種類の系列があることが考えられた。

掃射兵の緑色は、汚れていることもあり、このどちらに属するかはわからなかった。

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この2つの系列のうち、先に正体が判明したのは2本線の制空戦闘機のほうであった。

ある食玩サイトの管理人の方からいただいたのが、このA・B型系ではないパチモンであった。

パチモンC型

純正と比較してかなりデザインが変更されているが、どのタイプを元にしたか想像できる程度に特徴は捉えられている。

上掲の写真の下段の8種は、A・B型にもあったが、六輪装甲車、重爆撃機、高速偵察機、軽戦闘機はA・B型には含まれていない。

このことから、このタイプは、純正の前期・中期を見本にして独自にデザインした、別系統のパチモンであると考えられる。

このタイプをC型とすることにした。

また、機首のラインが一本しかないものをD型と名付けることにした。

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このC型は、全く同じ型で消しゴム素材で作られたミニUFO 遭遇消しゴムや、

プラ素材で40個がケースに入れられた、お土産屋・玩具屋用のセットが発見された。

消しゴム素材のものをC−2型と命名した。

左が消しゴム素材の「ミニUFO遭遇消しゴム」、右はケース入り

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この両方ともに「3重丸の中にイ」のロゴがあり、同じメーカーが作ったものと考えられる。

C型は18種類(円盤型が4種)、C−2型は20種類(円盤型が6種)が発見されている。

※もとになった純正は15種類である。

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C型が大量に発見され、その全貌が明らかになり、先のD型がC型とは別の系統であることが一層はっきりした。

D型にある、高速偵察機、艦上戦闘機、制空戦闘機、重爆撃機はC型にもあり、形状が違っていたことが確認されている。

純正

C型

D型

各型の特徴

高速偵察機
C型機首先端付近にあった操縦席を機体中央部に後退させ、機首にも偵察員席と思われる膨らみがあるが、D型は操縦席を拡大し、機首の突起は小さくなっている。

艦上戦闘機
C型は風防が小さく省略されたが、D型は機首先端に移動させて前方視界を良くした形状になった。

制空戦闘機
純正よりも風防位置が前進し涙滴型に変更されている。純正は機首に2本線がある。C型には直線で2本、D型は1本のモールドがある。

重爆撃機
純正は水平尾翼の下面にも垂直尾翼が貫通しているが、パチモンにはない。C型には下面にも膨らみと鋲状突起があるが、D型はフラットになっている。

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明治合体チョコボールのパチモンには、もう一つ、E型と分類したものがある。

これは、東北地方の駄玩具問屋の方がデッドストックで譲ってくれたもので、かなり独自なデザイン的な変化が見られる。

台紙は汎用のものらしく、「合体基地(パチモンA型)」や「ミニUFO遭遇消しゴム(パチモンC−2型)」のように

オリジナルイラストが書かれたものではなく、「オリジナルトーイ」や「アクセサリー」と書かれている。

メーカー名は不明だが、王冠のロゴが書かれている。

パチモンE型

このE型は、純正よりもC型、D型に近く、特にD型が確認されていた艦上戦闘機型や制空戦闘機型には、

C型から、D型、さらにそれを元にE型へとデザインが変化したと思われる傾向性が見つかった。

パチモンC型制空戦闘機 パチモンD型制空戦闘機 パチモンE型制空戦闘機

風防が涙滴型になったが翼の後退角、機首のラインが2本なのが純製に似ている C型に似るが機首のラインが1本に減っている D型に似て機首のラインが1本だが、風防回りに鋲状の突起がある

パチモンC型艦上戦闘機 パチモンD型艦上戦闘機 パチモンE型艦上戦闘機

風防が小さくなり機体に3本突起がある 翼のラインが後方にさがり風防がほぞ長くなる 翼の前縁が更に下り小さな鋲の突起がある。風防がさらに大きくなる。

純製、C型、D型、E型のデルタ翼の機体デザイン

例えば艦上戦闘機型では、機首にあった巨大な涙滴型の風防が、A型・B型では多少小さくなっても残されたが、

C型では、他の機種同様に小型化され背が低くされたが、D型では一層機首先端に移設され、前方視界を確保するようにされている。

翼型は純正からC型までは純粋な三角翼だが、D型、E型では主翼取付位置が後方に移動し、胴体もより、スマートに変更されている。

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しかし、如何せんD型のサンプル数が少なく、それ以上の研究ができずに、A・B型以外の謎のパチモンとして四半世紀、

D型として独立した種として認識されてからも、数年の時間が無為に流れてしまった・・・。

この謎のパチモン、D型とは一体なんなのか?!

その四半世紀に渡る謎が、今、またまた解決されるのである!

(あ、ここまでが、前置きね。いつもすみませんねぇ、本題までが長くって。)

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ぜんまい太郎氏から「フリマで見つけました。チェック済みかもしれませんが」という連絡をいただいき、

掲示板で画像を確認したとき、がく然としたのである・・・。「し、新種だ・・・。」

で、近所の強み。早速寒風吹きすさぶ中、深夜の図書館前で、そのブツを引き取らせてもらったのである。

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そのブツがこれ。

タイトルは「合体基地ブロック」。

星形の大型基地から、八輪装甲車や戦車、円盤等が出入しているオリジナルイラストが使われている。

三角翼の戦闘機や、後退翼を備え翼端にポッドを持つ宇宙船など、かなり中身をよく把握して作画している事がわかる。

少年雑誌の見開きで見られた小松崎茂風の絵で、不透明水彩の筆書きに、白い雲の部分は極く荒いエアブラシで処理されているようである。

「たくさんあつめて合体基地をつくりましょう」と書かれている。

合体基地という名称は、マルコー産業が作ったA型の台紙にも書かれている。

台紙に付いているのは、合体基地の名称が入ったタグ付きの袋でD型が16個入っている。

赤・緑・黄・青・白の5色で、種類は17種が確認された。

円盤が3種類あるがそれを1種類とカウントすると、元になった純正は15種で、これはC型と全く同じである。

パチモンのそれぞれの系統のラインナップと、元になった純正の種類を以下にまとめてみる。

●:どちらか一方にある、☆:A型系・C型系の両方のパチモンにある、○:B型にはなくA型にしかない

純正種類名



砲弾型
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十字目型
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星目型
. .

兵士型
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飛行兵型

宇宙服型

ロボコン型
. .

掃射兵型

純正種類名



空挺型
.

バンザイ型
.

制空戦闘機

艦上戦闘機

重戦闘機

軽戦闘機
.

爆撃機

高速偵察機
.

純正種類名



偵察機
. .

重爆撃機
.

重戦車

六輪装甲車
.

八輪装甲車
.

円盤型宇宙船

人面型宇宙船

星型宇宙船
.

A型は空挺型が2種、C型系は円盤型が6種、D型は円盤型が3種あり、そのため総種類数は多く見えるが

A・B型、C・D型とも、元になった純正は15種類で等しい。しかし、それぞれの系統でセレクトは異なっている。

兵士型や星形宇宙船はA・B型にしかないが、六輪装甲車や軽戦闘機はC・D型にしかない。

このことから、A・B型とC・D型の2つの大きな系統に分けられると考えられる。

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この2つの系列のうち、先に指摘したC型→D型→E型とデザインが変化したのではないかという仮説に、

C型とE型の中間をつなぐD型が多数発見されたことにより、多くの実例が加わった。

例えば先述の三角翼艦上戦闘機であるが、三角翼で機首部の涙滴型コックピットが、

C型では極端に小さくされたが、D型、E型に進むうちに、翼の取り付け位置が後退し、コックピットも整形されてきた。

純正 C型 D型 E型

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この他にも、人面型宇宙船があるが、これはC型までは、純正同様に左右に翼があったが、E型では唐突にこの翼が省略されていた。

今回、D型でも人面型宇宙船が発見されたが、胴体の流線型部と後方接合部の形が純正・C型に近く、翼が省略されている。

純正 C型 D型 E型

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C型でもD型でも多くのバリエーションが発見された円盤型宇宙船では興味深い発見があった。

まず。元になった純正の円盤型宇宙船における前期・中期型のデザインの違いを考察してみたい。

純正の前期・中期は同じデザインではあるが、ロボット型の顔が違ったり、コックピットの形が違ったりしている。

明治製菓のサイトにあった明治合体チョコボールの広告画像によると、モールドの浅いほうがより早かったと思われる。

しかし、この件に関しては今のところ有力な証言も文献も見つかっていない。

純正の円盤型には上部のジョイントの向きが違っているものが見られる。

新発売当時の画像から、1型と分類したもののほうが先に出たものであると思われる。

発売当時の画像(右は一部拡大)

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この拡大が画像から、発売当初に入っていた円盤型は、1型と分類した上部のジョイントが、凹部の向きにあるものであることがわかった。

純正1型 純正2型

A型・B型系統はこの1型の方を模して作られている。

純正 A型 B型

これに対してC型・D型系は2型を模している。

純正 C型 D型

E型

ここでもC型からD型の間に、ジョイントを全て凹部にするという変更が加えられていて、それがE型に継承されている。

C型は「ミニUFO 遭遇消しゴム」というタイトルで売られていたことからもわかるように、UFOブームの影響か、円盤型が6種もある。

C型の円盤型宇宙船

D型もこの流れか3種類の円盤型があるが、その一方はC型の、上掲右下の機体を横切るラインをもつデザインに影響されたと思われる型がある。

D型の円盤型宇宙船。右側が機体にラインのあるデザイン

この3種のうち左側のものは4つの凹部ジョイントを持つために宇宙船型に分類したが、

腕部の形と、真ん中の円形部分のバランスなどは、純正やA・B型に見られる星形宇宙船を連想させる造形である。

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しかし、C型とD型はデザイン的に非常に似ているものもある。

特にロボット型3種については、パッケージに入って発見されたが故に分類が確認しえたとすら言える。

C型が純正のデザインを残しながらかなり変形を加え、D型がそのデザインを受け継いだと考えられる。

左から掃射兵C型、D型。ランドセルがD型の方が大きい

左から宇宙服C型、D型。ランドセルがD型の方が大きく、胴体の線が減らされている

左から飛行兵C型、D型。口の部分のデザインが簡略化され羽根の突起が減らされている

掃射兵型はほとんどその相違がわからないほどにている。このため当時から持っていたD型の掃射兵型をC型と分類し、

C型に掃射兵型が入っていたときにその分類の正しさを確信したが、今回、D型を入手した際、あまりにちがいがないため再度検討し、

ランドセルの部分の造形の違いを発見することができた。

飛行兵型を見ると、口の部分のモールドが省略されており、C型を元にD型を作ったことが伺われる。

掃射兵型も宇宙服型も、大型化されたランドセルの部分の造形はD型のほうがしっかりしているくらいだが、

両者の造形能力はほぼ等しいレベルにあると思われる。

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以上のことから、C型→D型→E型のデザイン状の変遷があったということは確からしいと考えられる。

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・・・・・・が!

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ここで、あらためて今回発見されたパチモンD型の台紙を再検討してみる。

タイトルは「合体基地ブロック」。「合体基地」は、マルコー産業のA型でも同じ名前であったことが確認されている。

ピコタンのパチモンが「人間ブロック」、「人形ブロック」等の名称で売られ、繋げて遊ぶ駄玩具では珍しい名前ではない。

右がA型が入った「合体基地」、左がD型の「合体基地ブロック」

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パッケージを並べてみると、台紙部分の天地寸法は等しいのがわかる。

イラストの作者は別だと思われるが、

「いろいろな基地を集めて合体させよう!!」、「たくさんあつめて合体基地をつくりましょう」のコピーも似ている。

台紙の下部、小袋を付けてある部分に注目すると、意外な発見があった。

12に分けられた部分は黒い線で囲まれ、赤・緑・黄・水色に塗られているが、この配色がどちらも等しい。

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さらに、小袋に付けられたタグを検証してみる。

左がA型が入った「合体基地」、右がD型の「合体基地ブロック」

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表面の文字の書体は違うが、裏面のイラストが色こそ違え、全く同じものなのである。

A型が入っていた台紙にも小袋にもマルコー産業の名前は入っていなかった。ということは、このD型が入っていたものも、

マルコー産業製である可能性がある。

しかし、D型はC型という別のシリーズを模したものであることがわかっている。

先に指摘したようにC型は、別メーカー(3重丸の中にイ):仮称「丸イ」)製であることが、

消しゴム素材の台紙付きや、お土産屋向けと思われるプラケース入りのものから判明している。

つまり、マルコー産業は、純正そっくりのA型と、「丸イ」の「パチモンのパチモン」の両方を作っていた可能性があることになる。

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純正の円盤型宇宙船に注目すると、上部ジョイントの向きから円盤型宇宙船1型と分類したものの方が発売当初の広告写真に写っていた。

パチモンA型のほうが発売当初のものを元にしていると考えられるが、

宇宙船の1型と2型が時期的にどれくらい前後して出ていたのかはわからない。

たこちゅうでも、前期型と太目型は時期的に重なっていたと考えられることから、

この2種類も製造工場の違いで流通時期は重なっていた可能性もある。

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すっげぇ、オトナの事情を推測すると・・・。

当初、明治合体チョコボールのオマケを忠実に真似たA型をマルコー産業が作っていて、

それを真似て他のメーカーがB型を作った。

他の駄玩具メーカーである丸イ(仮称)が、別個にオマケを元にデザインしたC型を作った。

何らかの事情で(例えば明治製菓から意匠権侵害を注意されたとか)、A型の製造が困難になったため、

丸イのデザインであるC型を真似た、パチモンのパチモンとして、多少デザインを変えたD型を作った可能性がある。

この時、名称は、それまで使用されていた「合体基地」に組合せて遊ぶ駄玩具に多用された「ブロック」を追加し、

「合体基地ブロック」とした可能性が高い。

また、このD型を元に、さらに別のメーカー(王冠ロゴ)が、より独自解釈を加えたデザインのE型を作った。

このE型になると、純正のデザインというよりも、C型・D型のデザインの影響が濃く、

戦車、航空機、艦船といった一般的な観念を追加した「わかりやすい」デザインになってしまっている。

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仮称「丸イ」とマルコー産業は、比較的近しい関係にあった可能性があることは、

駄玩具セットの「スペースインベーダー」や、プラ駄玩具の分析をした「合体駄玩具大集合」のページでも、以前も指摘した。

パチモンタコチュウのうちで、G型と分類したものは、「UFOケシゴマ」というコマの中に一個入っていたのだが、

この「UFOケシゴマ」の小台紙にはマルコー産業のロゴが印刷されていた。

UFO消しゴマ小台紙裏面

G型と分類したパチモンタコチュウは材質やデザイン、入手のタイミングから、K型・L型というサイズ違いがあることがわかっている。

このことから、K・L型もマルコー産業製である可能性が高い。

前列からG型、L型、K型

スペースインベーダー」には、このK・L型のパチモンタコチュウと、ブリキの円盤と、追跡機と称する宇宙船のプラ玩具がセットされていた。

この追跡機は、スリーウォーズという宇宙船の駄玩具を流用したものであることが、駄玩具研究家のH氏御提供の台紙付き完品からわかった。

このスリーウォーズの台紙は、黄色地にスミで上面図が線画が描かれており、

これは、先に紹介した明治合体チョコのパチモンC−2型ミニUFO 遭遇消しゴム」の台紙と似ている。

スリーウォーズにはメーカー名がなかったが、小台紙のデザインの共通性と、C−2型ミニUFO 遭遇消しゴム」と

同型で作られたと思われるケース入りのC型のラメっぽい素材感がスリーウォーズに通じることからも、同じメーカーのものであると思われる。

これらのことから、先に紹介したスペースインベーダー」においては、マルコー産業系のパチモンタコチュウと、

丸イ系と思われるスリーウォーズが、そのためだけに新たに作られたパッケージにセットされて売られていたことがわかる。

丸イのロゴを持つメーカーのその後の消息はわからない。マルコー産業は、電話取材の結果、10年位前までプラ玩具の製造をしていたということだったので、

丸イロゴのメーカーが、マルコー産業と(あるいは吸収されるような形かも知れないが)非常に近い関係にあった可能性が指摘できる。

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事情はどうあれ、

またフリマである。

発掘場所といえば、某クションやショップが一般的だが、このフリマという鉱脈も、

熟練の発掘者にかかれば、ものすごい金の鉱脈になりうることを、また見せつけられた。

朝起きるのは困難なのでいつもいつも見つけてもらっている状態はもうしわけないので、

昼過ぎに一度出かけてみて、目覚し時計の安いのでも買ってきて、自分でも見つけに行ってみたいと思うのである。

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まあ、30年も前のお菓子のオマケの、さらにニセモノですよ。

そんなもんのどれとどれが同じグループかだなんて・・・。それぞれの駄玩具業者もわからなければ、正解を確かめようもないことで・・・。

そんなこたぁ、別にどうでもいいんですけどね。((((((((((^^;)(←前回流用)

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