実習指導 タコチュウ戦の実際「ラエ基地攻略戦」

●1-4 赤タコ軍の戦力

 要塞の守備艦隊は、特AD級戦艦2隻、AD級戦艦3隻、CD級軽巡洋艦2隻、DD級駆逐艦8隻の計15隻から成る。他に、船団護衛や通商破壊戦に柔軟に転用される遊撃艦隊として、BD級戦艦6隻、CD級軽巡洋艦6隻、DD級駆逐艦14隻の計26隻が配置された。守備隊と遊撃隊を合わせて艦艇41隻が在泊していた。

艦艇が集合するラエ基地

ラエ基地艦隊配置図

A通路の奥に停泊する艦隊

補給施設を中心に要塞守備の軽艦艇が並ぶ

最奥部には特A級砲搭載戦艦が停泊している

要塞の中央部には補給施設が設備されている

荷役桟橋にはA級砲搭載戦艦隊が停泊している

B通路の内側にも護衛艦艇が配備されている

 これらの艦艇には、合計で50機の機動歩兵が搭載されていた。要塞の防空部隊として、カニタン型戦闘攻撃機29機、機動歩兵8機が配備されていた。要塞固有の機動歩兵は少ないが、守備艦隊に搭載された機動歩兵部隊が配備されていることで、不足はないものと思われていた。

S級を上回る射程を有する要塞砲

B通路脇に配備された要塞砲

要塞砲の傍らに配された防空部隊の基地